Good Hair Life

発毛サロン体験談 〜 B社の体験施術レポート

                                                       <HOME>

■ ふたつめの毛髪会社・本命の発毛サロンへ。

それでは、ふさタロウにとって2社目となる毛髪会社でもある、某B社の発毛施術体験コースのレポートをお届けします。

A社の無料(?)体験をして、店員のセールストークにすっかりおびえてしまった私は、しばらく毛髪会社に近づくのをためらっていました。

でも、うじうじしていても事態(ハゲ)は、改善しないので、いよいよ、密かに発毛サロンの本命と決めていたB社の門を叩くことにしました。

そこで明かされる、発毛サロンの真実とは?!
23才当時のふさタロウと、知識で武装した現在のふさタロウのコメントとをおりまぜて、レポートをお届けします!


23才の夏のある日。
場所はやはり雑居ビルの3階。受付はもちろん若い女性。
名前を告げると、個室に通される。
個室のなかには、本棚があり、そこには毛髪に関する本や、食生活に関する本が並んでいる。
手にとって眺めていると、ここは食生活など体質改善も含めて発毛に取り組んでいるんだな、と
何となく信頼感を感じる。

さて、しばらくしてドアを開けて入ってきたのは、まるで女医のような白衣を着た女性。
年の頃は30前後といったところでしょうか。

以前のA社では、カウンセリングも施術もセールスも同じ人間が行っていましたが、
この店ではカウンセリングやセールスと、施術は担当が別になっています。
※白衣はカウンセラーを信じ込ませるカムフラージュである。
発毛サロンでは、カウンセラーと称する女性が、白衣を着ていることがあります
しかし、だからといって彼女は医師であるわけでもなく、せいぜい自社基準の毛髪診断士の資格(?)を持っているだけです。(そもそも毛髪診断士というものは、国家資格等の公的資格ではない)
では、なぜ白衣を着ているかというと、医者のような格好をすることにより、客に信頼感を与え、カウンセリング(=セールス)を優位に進めるという心理的な作戦であるわけなのです。

・・・(続)さて、カウンセリングを行い、やはりマイクロスコープで頭皮をチェックし、毛穴が汚れており、頭皮の色が茶色ぽくて、血行もよろしくない旨の説明を受ける。
すでに、一度体験済みなので、特に動揺はなかったけど、やはり改めて指摘されると、うれしいものではありません。

そして、体験施術を行うことに。
施術はカウンセリングした人とは別の人が行います。(もちろん若い女性)
まず、シャンプーをして、何かを頭皮に塗り、スチームに入り、またシャンプー。
ここまでは以前に体験したところと、あまり変わらないようです。

次に、頭をタオルで拭いた後、頭に空気圧がかかる帽子をかぶります。
機械からこの帽子に空気が送られてきて、空気を入れたり、抜いたりすることで、頭がキュッとしまったり、開放されることにより、マッサージ効果を得られて血行を改善させるとのことです。
これは、特に気持ちよくもないし、不快でもないといった感じです。10分間くらい、終わるまでじっとしています。

これが終わると、ブースを移動し、ベットのある個室に通されて横になりました。

ここでまず、育毛剤を塗りながら、頭皮に低周波をあてるということをします。
育毛剤は2種類あり、漢方薬っぽいにおいがするものですが、効能など具体的な説明はありません。

低周波は、金属のくしみたいなもので、頭皮の育毛剤を塗った部分ににあてて、ゆっくりと動かす。
「少しぴりぴりとしますが、それくらいがちょうどいい強さなので、痛いようでしたら言って下さい。」
と言われたとおり、たしかに頭皮にぴりぴりくる。あまり気持ちいいものではないです。

そして、今度は高周波をあてる。
これもくしのような形のもので頭皮にあてて、先ほどよりもやや速く、髪をとかすように動かす。
ぴりぴりはしないが、まるで静電気のようにバチバチとけっこう音がする。
そして何かオゾンのようなにおいがする。これは、男性ホルモンの働きを抑える効果があるそうで、慣れてくると結構気持ちよくて、眠たくなってくる。

最後に、施術する人が何か手にグローブのなうなものをはめて、頭皮のマッサージをする。
グローブに微弱な電流が流れているようで、これが頭皮を活性化するらしい。
う〜ん、気持ちいい、と思っていると、思ったよりも早く終わってしまいます。

これで、施術はひととおり終了。
個室ブースへ戻ると、青汁が提供される。さずが、体質改善に取り組むだけあるな、と
また、意味もなく感心してしまう。ちなみに青汁はくせがなく、飲みやすいものでした。

ほどなく、カウンセリングをした白衣の女性がやっきて、笑顔で聞いてくる。「いかがでしたか?」
私「はい・・・気持ち良かったです。」
そして、事前に持ってくるように言われた抜けた髪の根本を拡大させて見せられ、そこから抜け毛の原因を分析した結果を告げられる。

それによると、私の場合、
「男性型脱毛症」、「脂漏性脱毛症」、「粃糠(ひこう)性脱毛症」の3種類の要因が重複している複合型
であるという。
3種類の複合型?!・・・
・・・どうりで急速にハゲていくはずだ・・・。

私は「あの、3つの症状が重なっているというのは、よくあることなんですか?」
と、おそるおそる聞くと、
「そうですね、・・・いるにはいますが、よくあるケースというわけでもないですね。」
と、深刻そうな表情で、白衣の女性は言う。

ショッキングな結果に動揺していると、女医はやさしく、はげますように言う。
「でも、大丈夫です。こちらで施術していただければ、必ず生えます!」

※ ありもしない病名(症状)を告げて、客を不安にさせる常とう手段に注意!!

さて、この発毛サロンで、私は「男性型脱毛症」、「脂漏性脱毛症」、「粃糠(ひこう)性脱毛症」の複合型がハゲの原因とされました。

「男性型脱毛症」は、まあ、わかります。
男性ホルモンの働き(正確には男性ホルモンに対する感受性の違い)によってハゲてしまうというもので、私のハゲの要因はこれに間違いないでしょう。

では、ここで言われた「脂漏性脱毛症」って何でしょうか?
このサロンの説明では、頭皮から皮脂が過剰にでることにより、髪の成長が妨げられてしまうために抜け毛が進行するとのことでした。
一見もっともらしい説明ですが、これは果たして本当でしょうか?

が、しかし。
調べてみると、そもそも「脂漏性脱毛症」という症状は医学的には存在しないということがわかりました。

ヘアジャーナリスト、双田譲治氏は、その著書「育毛物語−実録潜入ルポ(コモンズ、2005年)」のなかで、果敢にも東大病院の皮膚科に潜入取材を試みています。
そのなかで、発毛サロンで脂漏性脱毛症と言われたと告げると、東大の医者からは、
「脂で(髪が)抜けることはめったにない」
「脂漏性皮膚炎というものはあり、ひどくなると脱毛することはあるが、そもそも脂漏性皮膚炎自体がまれで、よっぽどひどくならないと脱毛しない」、と言われたとのこと。

また、著者は日本毛髪科学センターにも取材をしているが、やはりそこでも皮脂が抜け毛をおこすことはないと断言されています。
実際、医学書を見ても「脂漏性脱毛症」は載っていなかったり、「男性型脱毛症」と同義語として使われています。

また、「粃糠(ひこう)性脱毛症」については、サロンの説明ではフケが多くなって、それが脱毛の原因となっているということでしたが、これもかなり疑わしい言葉です。
ためしに「粃糠性脱毛症」と、ヤフーで検索してみてください。
たった1,300件ほどしかヒットせず、この言葉の掲載サイトの多くが育毛関連サイトであることがわかります。

つまり、医学的に認められている「円形脱毛症」などと違い、
「脂漏性脱毛症」にしろ、「粃糠(ひこう)性脱毛症」にしろ、そんな症状、病名の脱毛症はない
と断言していいのが現状なのです。

医者でもつかわない症状名を、抜け毛を見ただけで断言するということからも、いかにいいかげんなカウンセリングをしているかがよくわかります。
ただの男性型脱毛症にお客に対し、あたかも病名のように新たな名前を付け加え、それらの複合型などと告げて客の不安をあおるのが、まさしく発毛サロンのセールストークの真骨頂であるわけです。
そのようにして客に不安を与えておいて
「でも大丈夫、ここの施術をうければ・・・」と言葉たくみにセールスをする。・・・

ですから、これを読んだあなたは、そんな言葉を使うカウンセラーがいる会社は絶対信用してはダメですよ!


・・・(続)そして、その会社の施術で髪が復活したという証拠の、ビフォー・アフターの写真を見せられる。
広告で目にするタイプに加えて、何かの病気で、ほとんど髪がない状態から、髪が復活していくまでの様子を写したものや、植毛手術を繰り返したために頭皮が傷だらけで見るも無惨な状態から、これまた徐々に復活していく様子が記録されています。

確かに、すごい効果があるようで、私はすっかり信じる気になっていました。
このまま、放っておいたら、何しろ3種混合型のハゲであるから、確実にはげ上がってしまうだろうけど、この写真の人達に比べれば、私はずっとましな方です。
ここに真面目に通って施術を受ければ、きっと私のハゲは治るに違いない!!

そして、私が前向きなのをさとったのか、女医はカウンセラーから、突如セールスレディに変身し、
「どちらのコースになさいますか?」と聞いてました。

基本的には施術回数によって値段が異なり、平均週2回の施術を受けると、ちょうど3ヶ月、半年、1年、1年半、2年かかるような計算になっている。
そして、発毛しなかった場合、施術代金を返金するのは1年以上のコース(1年コースは200万円弱)とのことでした。
ちなみに、このサロンの発毛しなかったら返金するという、いわゆる保証付きコースは、現在では1年・390万円以上からになっているそうですっ・・・!!
当時でも高いと思っていたのに。。。
開いた口がふさがりません・・・。
当時は1年で約200万円以上のコースが返金保証になっていました。
(ただし本当の全額ではなく施術代金のみの返金)
現在は1年コースでも保証が付くコース(390万円以上)と付かないコース(約170万円)に分かれているようです。

・・・(続)じゃあ、1年コースにしようかな、と思ってよく聞いてみると、返金されるのは施術代金のみで、コースの全額ではないことがわかりました。

つまり、どういうことかというと、コースのなかにはホームケアに必要な機械(高周波機、低周波機)やヘアキャップ、育毛剤2種類×使った本数、また、施術のときに使う育毛剤といったものはすべて買い取らなければならないことになるのです。
だから、実際に返ってくるのは、施術の純粋な人件費のみであり、コース料金の4分の1程度になってしまうわけです。

なるほど・・・。「施術代金は全額返還」だから、誇大広告ではないが。・・・しかし・・・。
私は一瞬、これは、ちよっと大丈夫かな?と、疑いました。
しかし、すぐに、「そもそも、ただほど、怖いものはないし。・・・これで、ハゲが治るなら、安いものだ。」
と思いなおしました。(ああ、この時、直感を信じてやめておけばよかったものを!(笑))

そこで、とりあえずは6ヶ月コースにすることにしました。
6ヶ月たったところで、1年コースに変更することも可能であり、その場合でも、発毛しなければ施術代金の返金は効くと確認できたためです。

手続きを済ませると、早速、頭部の写真をとりました。
6ヶ月後にはきっと、このとき撮影したときよりも、髪が増えているにちがいない、と思えてきました。

そして、食生活の指導もするということで、普段の食事を写真に撮ってくるように言われました。
自宅でケアするための機械と、育毛剤を受け取り、いよいよ発毛コースのスタートとあいなりました。
さて、このサロンの効果はどうなんでしょうか?
そして私・ふさタロウのハゲは本当に治るのでしょうか?

   参考図書のご紹介

育毛物語―実録潜入ルポ 著者自ら、大手サロンに次々潜入し、カウンセリング、施術体験を通して、サロンの実態に迫っていきます。サロンに行くのはこれを読んでからでも遅くありません。おそれいりました!

<HOME>
はじめにプロフィール発毛サロン体験1発毛サロン体験2
発毛サロンの効果発毛サロンの実態発毛と育毛のちがいカツラメーカー訪問カツラメーカー訪問2
かつらの値段かつらはばれる?増毛について植毛・自毛植毛毛髪会社とのつきあい方(共通編)
発毛サロンとのつきあい方カツラメーカーとのつきあい方カツラメーカー徹底比較
育毛基礎知識脱毛メカニズムシャンプーの選び方正しい洗髪ドライヤーの注意点
育毛剤の選び方育毛剤の使い方飲む育毛剤agaと病院治療育毛と血行育毛と頭皮マッサージ
育毛と食生活育毛とストレス育毛と運動ハゲと遺伝育毛と喫煙

Copyright © since-2006 good hair life. All rights reserved.