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発毛サロン体験談・・・A社の無料体験レポート

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■ はじめて毛髪会社・発毛専門店へ。

それでは、ふさタロウが初めて門をくぐった毛髪会社でもある、某A社の無料体験コースのレポートをお届けします。

それは、ふさタロウがまだ、就職浪人中でプーをしていた23才の、とある春の日。

じわじわと進む抜け毛にあせりを感じ、雑誌の発毛専門会社の広告を見るうちに、
これは一度本格的にプロに見てもらったほうがいいな、と決意しました。

さて・・・どこにしようか?

毛髪会社といえば、まず頭に浮かぶのは「アデランス」や「アートネイチャー」ですが、
私はこれらのカツラ会社の育毛コースに行く気はさらさらありませんでした。
なぜなら、カツラを売る会社が育毛をやったところで、育毛効果がなければそのままカツラを売りつけられることになりそうで、いかにもうさんくさい!・・・と、強い偏見を持っていたからです。

そこでピックアップしたのは、後に半年コースを通うことになるB社と、このA社でした。
この2つはいずれもいわゆる発毛専門店で、カツラなどは扱っていません。
特にB社の広告には「発毛率90%以上」「効果がないときは施術代金を返金」などと、とても頼もしく思えるコピーが並んでいました。

そこで、第1希望をB社、第2希望をA社に決め、まず、第2希望のA社の無料体験に行ってみることにしました。
なぜ、第1希望から行かなかったかというと、1つは体験コースがV社は無料で、B社は有料であったことと、私は何かにつけ、比べて納得しないと決断できない性格なので、第1希望のB社に決心するためにも、先に第2希望のA社に行っておいた方が良い、と判断したからです。
(慎重・・・・というか、優柔不断なんです(笑))

自宅から一番近い支店に電話予約をし、いよいよその日がやってきました。(ドキドキ)
記念すべき(?)初の毛髪会社訪問レポート、スタートです!




■ えっ? スタッフはみんな女性!?・・・

さて、高鳴る胸をおさえて、店に到着すると、そこはいわゆる雑居ビルの3階。
(この手の毛髪企業はまずビルの2階以上に位置しているケースが多いようです。ビルの1階にいきなりあると、デリケートな薄毛の客は入りづらい、ということに配慮しているのかもしれません。
大手企業ではビルまるごとその会社が占めている場合もありますが、それでも1階のだけは、薬局など他の店舗でカモフラージュしていたりします。・・・
毛髪企業は人目につく1階には門をかまえない。

エレベータで3階へあがり、自動ドアをくぐると・・・・・
えっ!? 
出迎えて「いらっしゃいませ」とお辞儀してくれたのは2人の若い女性。
受付らしきカウンターに目をやっても、やはり若い女性。

なな、なんということだっ!
どこを見ても店内は若い女性ばかり・・・。 


急に、恥ずかしさがこみ上げてきましたが、いまさら引き返すわけもいかず、すごすごと受付へ。

※発毛サロンの店員は、ほぼ100%女性である。この意味は?
ちなみに私は発毛サロンで、男性の店員を一人として見たことがありません。
これは何を意味するのでしょうか?
確かに、髪を洗ったり、マッサージをするなどの施術については、お客としては女性の方が感じが良くていいかもしれません。
しかし、発毛サロンの場合はカウンセリングやセールスにいたるまで、徹底して女性、しかも若い女性に任されています。何十万円〜何百万円もするサービスを売るにしては、不自然な気もします。

なぜ、ここまで徹底して女性店員を配置しているのか。
そこにはお客の心理につけ込む発毛専門店のずるさが見え隠れします。

実際にお客として、発毛サービスを勧められる、要するにセールスされるわけですが、
そのときに非常に断りにくいということです。
こっちは「ハゲ」という、女性に対して引け目を感じる悩みを抱えて相談に行くわけです。
そこで、高額な施術コースを提示されて、「高いから、止めておこう。」と思っても、若い女性店員に
「きっと、大丈夫です。頑張りましょう」と言われれば、現実的には非常に断りにくいものです。

徹底して若い女性の店員を配置しているのは、薄毛の男性の心理、コンプレックスを見透かした、発毛サロンの戦術のひとつであるわけです。


・・・(続)名前をつげると、個室に通され、簡単なカウンセリングを受けることに。

恥ずかしさと緊張のあまり、そこで一体何を話したのかよく覚えていませんが、いつごろから気になりだしたのか、何かケアをしているか、といったことを聞かれた後、スコープで頭皮を見てもらうことになりました。

自分の頭皮を見るのはそれが初めてだったけど、なるほど、たしかに毛穴にびっしりと脂がつまっています。
そしてそれを見ながら、女性店員が「あっ。ここに脂がつまっていますね・・・」「この毛は細くなっています・・・」とか解説してくれるわけですが、これがどうにも恥ずかしい!(そんなに見ないでェ(笑))

※スコープの罠に注意せよ!
毛髪会社で育毛コースのカウンセリングをすると、まず必ずと言っていいほど、この頭皮をスコープで見せる、ということをします。そして、店員がいかにも汚れや皮脂が詰まった毛穴をさぐりあて、
「ああ、ここ見て下さい。皮脂が詰まっていますね。これでは、育毛剤も届きにくいし、髪が弱って抜け毛の原因にもなりますね。」などと、それらしい解説をして、その後に当店自慢のスチーマーに入ったり、汚れが取れるシャンプーなどのいわゆる施術を行った後、もう一度スコープでのぞくと、今度はあら不思議、毛穴の中までピカピカになっているわけです。

そこへ「このようにきれいに汚れを取り除くことによって・・・」うんぬんとその効果を語られると、
いかにも!という感じで、すっかり施術の効果を信頼してしまいそうになります。

でも、しかし!、 そんなことで、簡単にだまされてはいけませんよ!!

だってそうですよね?
まず第1に、施術前に見た毛穴と、その後に見た毛穴は同じものではありません。
適当に店員が都合の良い部分を映し出したにすぎないのです。
施術前にもキレイな毛穴はあったかもしれないし、逆に施術後にも汚れが残っている毛穴があるかもしれません。スコープを手にした店員が思いのままに、お客に映像を見せていることを忘れてはなりません。

そして第2に、頭を洗ったんだから、キレイになって当たり前だということです。
施術によって、普段のシャンプーで落とせない汚れがとれることを確認するために、スコープを見せてくれるわけですが、だったら、普通にシャンプーした後の毛穴と、施術をした後の毛穴を比較する必要があるはずです。
大抵の人は夕方から夜にお風呂に入るときに頭を洗っているわけで、シャンプーして半日以上経過している状態の毛穴を見ているのだから、汚れがたまっていて当然です。
私などは頭皮にすぐ脂がでるタチなので、朝起きるたときには、すでにべとついているくらいです。
そんな状態では毛穴がつまっているのはある意味あたりまえのことであって、施術後に毛穴がキレイになったからといって、それが頭を洗ったからなのか、施術の効果なのかはわからないのです。

そんなことと知らずに、施術後にキレイになった毛穴を見せられると「おおっ!」と思わずその効果に納得してしまいます。
これは、いわゆる視覚のインパクトの大きさに訴えるというセールスの手法の1つです。
いくら言葉で説明されて、その効果、効用を理解することはできても、いまひとつ決心できない・・・
というときに、目に見えるものを見せられると、「よしっ」と納得して買ってしまう。
こんな経験はありませんか?
そう、テレビショッピングでよく見る実演販売が、まさにその典型です。

毛髪会社の育毛体験の「毛穴のビフォー・アフター」でも、まさにこれと同じ効果をねらってやっているわけです。

以上のようなことから、その本当の効果に疑問があるわけですが、さらに付け加えれば、
毛穴がキレイになることと、髪の毛が生えてくることはイコールではない! ということです。

毛穴が汚れていれば、それはたしかに髪の成長を妨げる要因の1つになるかもしれません。
これは、育毛基礎知識及び脱毛メカニズムのページでも解説しますが、抜け毛の最大要因は男性ホルモンの働きによるものであって、毛穴の汚れはそれに付随する要因の1つにすぎません。
毎日きちんと、正しいシャンプーをしていれば、抜け毛に直結するほど毛穴に汚れがつまることはないと言い切っていいでしょう。
自分で正しいシャンプーをすれば、毛穴の汚れは十分洗い落とせるんです!

また、毛穴からでる皮脂はいくらキレイにしたところで、次の日の午後にはもとの量に戻ってしまうものなのです。たった1日間でもとに戻るのに、1回あたり1万円以上かかる施術で皮脂をとる意味などないのです!


■ 施術初体験!

・・・さて、施術体験に話を戻します。

まず、皮脂を分解する成分の入ったシャンプー剤で髪を洗ってもらいます。
まあ、シャンプーの説明を除けば、普通に洗髪してもらうのとかわりはありません。

次に、毛穴の皮脂をとるクリームのようなものを塗った状態で、スチーマーに入ります。
毛穴を広げ、塗ったものがより浸透し、毛穴の奥までつまった皮脂がとれるとのこと。
頭をフードがすっぽりおおい、中から水蒸気らしきものがでて、温度も高くなってくると
しだいに頭から汗がでてきて、たしかに毛穴の汚れが溶け出ているような気になってきます。

スチーマーからでると、再度シャンプーをし、クリームを汚れを洗い流します。
そしてタオルで水分をとり、いよいよご自慢の育毛剤を塗ってもらうことに。

ここの育毛剤のウリは男性ホルモンの働きを弱めることにあるとの説明。
育毛剤を塗りながら、マッサージをしてもらう。
これはとても気持ちイイ・・・。
ずっとやっててもらいたいところですが、マッサージは意外と短い時間で終わってしまいました。

そして、「ここにくるお客さんは頭皮のかたい人が多いですが、なかでもお客さんはかたい方です」との指摘をうける。
当然のことながら、頭皮がかたいというのは血行も悪く、ハゲやすい。
あらためて指摘されると、また悲しい気持ちになる。(・・・若ハゲはデリケートなんだぞ!)

さて、これでひととおりの施術は終了。所用時間は約1時間というところ。
「さあ、帰ろう」、と思うけど、そう簡単にことは運びません。
「どうぞ、ことらへ」と、囲まれたブースに通されると、そこに先ほど施術をしてくれた店員がやってきました。

店員「いかがでしたか?」 

私「はい、気持ち良かったです・・」

店員「お客様は確かに体質的に進行しやすいようです」

私「はい・・・」

店員「でも、この段階で、今日来ていただいて良かったです!まだ、大丈夫です!こちらできちんと施術してもらえば、まだ若いし、きっと効果がでます!」

私「はい・・・」

以下、その店の育毛剤の効能、施術の効果を聞かされ、2週間分の育毛剤を渡されました。
今せっかくやった施術の効果を無駄にしないためにも、1日も早く育毛をスタートさせた方がいいということでした。
そして育毛剤の使用法を聞いたら、いよいよというか、お勧めの施術コースを提示してきました。

店員がおもむろにとりだした施術コースと料金を書い表をとりだし、見せてきます。
「お客様の場合、まずは6ヶ月コースでお試しされては・・・」
と勧めてくるが、・・・そのコースの料金は50万円近くする。・・・高い。

なにせ大学出たての、就職浪人(=プー)の身分なので、今までそんな額の買い物をしたことがないのです。
「でも、フリーターなので、この金額はちょっと・・・」と言いかけると、すかさず、
「月々いくらならだせそうですか?、月々支払える額から、返済していく形でやられる方も多いですよ」と言う。

つまりはローンを組んではどうかと言っているわけです。
「ローンにすれば、たとえば、月々1万円ちょっとからでも、組むことができるんですよ。」と、言って
今度は月々の返済計画の表のようなものも見せてました。最低金額は月1万1,000円くらいからです。
確かにそれなら払えない額ではないけど・・・。
・・・。
安易に決めてしまっていいものなのか?
・・どうしよう?・・・。

でも、発毛専門の会社はほかにある。
そこに行ってみてから決めよう。そうしよう!
しかし、どうやってこの場をしのいだらいいものか・・・・。うーむ・・・。

私が、「あ、あの、でも今日は、ローン組むにもハンコも持ってないし、口座番号もわからないし・・」
と言うと、
「では、仮契約だけされて、後でこの書類に必要事項を記入して、今度来るときに持ってきてください」と言い出すではありませんか。

すでに契約書を机の上に置き、準備万端の店員に向かって、あらんかぎりの勇気をもって、
とりあえず今日は帰り、また考えてくる旨を伝えました。

店員は「そうですか、わかりました」とそれまでの熱意に比べると意外にあっさりと引きました。

安堵して帰ろうとすると、会計で止められ、
先ほど渡された2週間分の育毛剤の料金として約6千円を請求されました。
「無料体験コース」のつもりで来たが、なるほど、それはきっと契約した場合、初回の料金だけは無料というわけだったのか・・・?
それとも、施術はいちおう無料だけど、小さなプラスチックの容器に入った2週間分の育毛剤が6千ということなんのか・・・?

なにか、ちょっとかなり、だまされたような気がしてなりません。
まさに、「世の中にただほど恐いものはない。」と、思い知りました。

当時23才だったふさタロウは、その場で抵抗する度胸などもちあわせておらず、力なく精算して店を後にしました。
あのマッサージは確かに気持ちよかったしナ・・・と自分に言い聞かせながら・・・。

  

ここで、教訓。
「育毛施術体験は必ずしも無料ではない」
「契約を迫られても、その場で契約はしない。一度家に帰って、よく考えること!」

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